こんにちは。私事ですが、新型コロナウイルスの蔓延する2020年に2人目を出産し、同時に職場復帰もしました。我が家には0歳の乳児がおり、新型コロナウイルスをはじめ、ウイルスは自宅へ持って帰りたくない!そう毎日責任を感じながら十分な感染対策をしながら診療中の小児科ママドクターです。
今、やはり一番気をつけたいのが新型コロナウイルスの感染対策ですよね。
ここで、面白い論文が発表されたのでご紹介します。
なんと!『血液型で新型コロナウイルスの罹患しやすさが異なる』とのことです。
新型コロナウイルスに関して・・・
ABO式血液型でA型のひとが重症化しやすく、O型のひとが重症化しにくい!!
これは、世界で最も権威のある医学雑誌 NEJM(N Engl J Med. 2020 Jun 17; Online ahead of print)やアメリカの血液学会誌(Blood Adv. 2020 Oct 27;4(20):4981-4989)に2020年掲載された現時点で最新の論文です。2020年、世界中で同様の研究がされており、すでに発表された論文でも、中国、アメリカのマサチューセッツ大学、カナダ、イタリア、スペイン、デンマーク等で同様の結果を公表しています。
詳細は割愛しますが、ABO式血液型のうち、A型とAB型の場合、O型とB型に比較して、新型コロナウイルスの罹患率が明らかに高く、さらに、人工呼吸器や透析の導入、腎機能障害、肝機能障害、血栓症の発症など、重症化した割合が、明らかに多かったとの結果が発表されました!!
→これにより、血液型を分類する上での抗A抗体が重症化に関与しているのでは?!と言われはじめています。
ただし、、、国によって血液型の割合って異なるでしょ?!と疑問に思われた方。
確かに、日本人はA型AB型で50%、残りのO型B型で50%程度と言われており、例えばアメリカ合衆国ではA型AB型で45%、O型B型で55%、北欧ではA型が多い等言われております。しかし、もともとの血液型の分布と新型コロナウイルスの患者さんの割合の分布を比較しているのですから、流行り信憑性はあると言って良いのかもしれませんね。
もちろん!O型やB型の方が罹患しないわけではありませんので、手指消毒や体調管理はしっかりと行ってくださいね。