新型コロナウイルスと気管支喘息②

こんにちは、小児科ママドクターです。

気管支喘息患者さんは新型コロナウイルスにかかっても重症化しにくいというお話をしました。

今回は、たくさんの方にご質問をいただきましたのでお返事いたします。

吸入ステロイドをすれば新型コロナウイルスの重症化を防げるのであれば・・・

①予防的にみんな吸入ステロイドをすれば良いのではないか?!

②もし吸入ステロイドを毎日やることを忘れがちだとどうなるのか。

です。以下順次お答えしていきます。

①予防的にみんな吸入ステロイドをすれば良いのではないか?!

→答えはNO!です。

気管支喘息で連日吸入ステロイドが必要な患者さんに必要な量だけ、患者さんに合ったステロイドの強度、剤型、方法、回数等でオーダーメイドで処方しています。また、吸入ステロイドに副作用がないわけではありません。(詳細は別PAGEをご参照ください) よって、普段吸入の必要のない方にステロイドは処方しません。不要なのです。日本の薬品の製造ラインを考慮しても、全国民に配ってしまったら、本当に必要な患者さんの薬剤が不足してしまいますしね。。。

②もし吸入ステロイドを毎日やることを忘れがちだとどうなるのか。

→このような患者さんで、喘息が上手にコントロールされていない方の場合、より一層新型コロナウイルスに重症化しやすい、というわけではありません。あくまで、喘息ではない患者さんと同様の重症化のリスクの割合なのではないかと言われています。

だからと言って、吸入ステロイドの治療をサボって良いわけではありませんので、喘息患者さんで医師から吸入ステロイドを処方されている方、しっかり処方通りに継続してくださいね。

chamoについて

0歳、3歳、5歳の男の子と女の子3人のママ。 総合病院のアレルギー専門外来を担当し、連日食物アレルギー児へ食物華香負試験等を行っていたが、本当はスキンケアマニアでお肌からアレルギーを治したい!と考え、フリーランスへ。  最近は小児科クリニックへ勤務しながら、オンライン診療、オンライン医療相談、記事の執筆活動を開始。乳児健診や予防接種などをきっかけに皮膚の悩みや育児相談など、病気だけでなく子育て全般の悩みの相談をお受けしています。  核家族化がすすみ、なかなか周囲に相談できないこの時代、ネットでの間違った情報収集はやめて、一緒に子育ての悩みを解決しませんか。 ・小児科専門医 ・小児アレルギー専門医 ・こどもの心相談医 ・NHK ドクターG出演 ・日本医師会認定 健康スポーツ医(元WBC野球選手、陸上オリンピック選手、元サッカーJリーガー等が教える小学生向けのスポーツ教室イベント等でスポーツドクターをしています) ・某スポーツイベント一般社団法人所属

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